はじめに
SRX3EはもともとWindows XPがインストールされていて問題なく利用できているので、少なともWindows XPを利用するのに必要なファイルはそろっているということでしょう。よって、まだWindows XPが稼動している間に必要なファイルを予めバックアップしておけばWindows XPやこれに近いWindows 2000ならばクリーンインストールしたときに使える可能性が高いのです。
ちなみに、Windowsのドライバ関連はたいがい情報ファイルはWindowsフォルダ内のinfフォルダ(通常c:\windows\inf)に、dllやsysファイルはシステムフォルダ(通常c:\windows\system32)にあります。
※9x/ME系ではsystemフォルダに、Windows XP/2000/NT系ではsystem32フォルダになります。
よって闇雲でもこの二つのフォルダをバックアップしておけばSRXやVAIOなどにかかわらずクリーンインストールの際に使える可能性は高いです。まぁ面倒でなければHDDまるごとバックアップとっておけば確実ですね。
バックアップとっておくファイル
SONY Notebook Control Device用・Windows\inf\input.inf・Windows\inf\input.PNF ・Windows\System32\drivers\SonyNC.sys SONY Programmable I/O Control device用・Windows\inf\oem5.inf・Windows\inf\oem5.PNF ・Windows\System32\SonyPI.dll ・Windows\System32\drivers\SonyPI.sys |
※リストはSRX3Eのものでモデルによって多少差があると思います。
使い方
情報ファイルが拡張子がinfのファイルなので、ドライバーの更新の参照先をinfファイルのところにもっていきます。infファイルが正しいもの(そのデバイスのドライバであるか)であればインストールできるようになります。途中でファイルが存在しないというダイアログが発生したら上のどれかなのでそのファイルがあるところを参照してやればいいのです。
VAIOの場合を説明しましたが、他のパソコンの他のデバイスの場合でも同様にやればできるハズです。