『Fy Mascot』でMMDをキャラにしてみる。

『Fy Mascot』でMMDをキャラにしてみる。

build 94で『Fy Mascot』は、キャラクターの立ち絵でMMDのモデルを使用できるようになりました。

イメージ

ただ、当方にMMDのモデルを作る技術はなく、他の方の作ったモデルをつけて再配布するのもライセンスとかよく分らないのでやっていません。なので、今のところMMDのキャラクターを試してみるにはユーザーの皆様に作って頂く必要があります。とはいえ、ちょっと試してみるのに仕様書を一から読むヒマなんてないと思うので、MMD用の簡単なサンプルキャラクターと作り方をお話しします。

より細かい仕様については以下をご覧下さい。

キャラクターの作り方は、デフォルトのキャラクターの『立ち絵』と『セリフ』を書き換えるというのが簡単ですが、デフォルトのキャラクターは『立ち絵』も『セリフ』も数が多くやや複雑になっているので、起動と終了、クリックの必要最低限の動作に絞ったサンプルキャラクターのデータを『Fy Mascot』に添付しています(『sample_char.zip』)。

 

サンプルキャラクターをダウンロードしたら、まずは解凍して『Fy Mascot』のキャラクターフォルダに入れ、サンプルキャラクターが起動するのを確認します。

イメージ

立ち絵をMMDモデルで差し替える

『Fy Mascot』が対応しているのは『pmd』形式のモデルと、『vmd』形式のモーションデータです。それぞれ、好みのものをテキトーにダウンロードしてきます。ここでは、Lat様の『Lat式ミクVer.2.31』と、ゴロゴロウ様の『モブ用普通のポーズ集』を例にお話しいたします。すばらしいモデルとモーションを作成し自由に使うことを許可してさったLat様とゴロゴロウ様にこの場を借りて感謝いたします。

立ち絵はサンプルキャラクターの『illustrations』フォルダに入っています。サンプルキャラクターには、いつもの状態の『smile』とクリックされたときの『click』の2つの立ち絵があります。これは後述のセリフスクリプトを編集することで、いくらでも増やせます。

イメージ

まず、モデルデータを解凍して、中身のデータの意味がよく分らないのでとりあえず全部丸ごとサンプルキャラクターの『illustrations』フォルダに入れます(笑)。

イメージ

モデルデータ(『pmd』)をコピー(複製)して、ファイル名を『smile』と『click』に変えます。イメージ画像(『png』)は不要なので削除します。

イメージ

つづいて、使用したいモーションデータ『vmd』をコピー(複製)し、使いたい『立ち絵のファイル名+000』に名前を変えて『illustrations』フォルダに入れます。例えば、立ち絵が『smile.pmd』だった場合は『smile000.vmd』となります。

イメージ

モーションを使うのでアニメーション情報が書かれたテキストファイルを開き、NONEをALWAYSに書き換えます。ざっくり言えば、NONEはアニメーション(モーション)なし、ALWAYSはありという意味です。(詳しくは『Fy Mascot』-キャラクターを作るをご覧下さい。)

イメージ

これで起動してみるとキャラクターの立ち絵がMMDモデルに変わっているハズです。やっぱりミクさんは可愛いですね~。

イメージ

必要に応じて『立ち絵の情報』ファイルを編集してアタリ(マウスでクリックした時に反応する範囲)を書き換えます。『立ち絵の情報』ファイルは『XML』という形式のファイルで、標準ではブラウザ(IEなど)が起動すると思いますが、メモ帳で開くとテキストとして編集できます。

イメージ

キャラクターエリアのどの範囲がアタリになるかを全体のパーセンテージで書きます。座標が必要なのでスクリーンショット(選択状態で『Alt』+『PrintScreen』)を使って画像を取得するとスムーズです。なお、アタリは一つの立ち絵で複数設定することができます。(詳しくは『Fy Mascot』-キャラクターを作るをご覧下さい。)

イメージ

セリフスクリプトを編集する

セリフスクリプトはサンプルキャラクターの『scripts』フォルダに入っています。サンプルキャラクターには、起動時のの『start』とクリックされたときの『click』、終了時の『exit』の3つのセリフスクリプトがあります。セリフスクリプトはイベントに合わせて増やすこともできます。(詳しくは『Fy Mascot』-キャラクターを作るをご覧下さい。)

イメージ

セリフスクリプトは『立ち絵の情報』ファイルと同じく『XML』ファイルなのでメモ帳で編集できます。『start』ファイルは、時間帯による場合分け、『click』ファイルはランダムでの選択の例になっています。(詳しくは『Fy Mascot』-キャラクターを作るをご覧下さい。)

イメージ

『script』タグで挟まれているところがセリフです。『\c[キャラクター名]』、『\f[立ち絵のファイル名]』、あとはセリフ本文です。セリフの途中で立ち絵を変えたり、複数の言葉からランダムで選択したりすることもできます。(詳しくは『Fy Mascot』-キャラクターを作るをご覧下さい。)

イメージ

これで一通り簡単ですがMMDモデルを使ったオリジナルのキャラクターができたと思います。実際にはMMDモデルを立ち絵で使う機能の実装は突貫作業でして、まだまだ開発途上の域を出ていません。とくにロードの時間(キャラクターの部分が黒くなる)や、立ち絵の切り替わり時の不自然さなど改善しなければならない点は多数あると思います。

今後もノンビリと改善していこうと考えていますので、気長に待っていただければと思います。