有楽町

はじめに

有楽町駅は、かつて帝国劇場や日本劇場、東京宝塚劇場と劇場街として、そして朝日新聞、毎日新聞の本社と読売新聞の別館が建ち並び『新聞街』と呼ばれた文化の中心地として栄えたところです。現在では再開発が行われており、有楽町マリオンなど新しいランドマークも増えてきています。

皇居の東側に位置し、日比谷や永田町に近く古くから行政の中心地として関係各省庁が立ち並びます。

有楽町

写真

駅前

写真

有楽町駅は新橋駅や神田駅と同じく高架橋の下にあるこぢんまりした駅ですが、周囲には日比谷公園や帝国劇場、帝国ホテルなどがあり、すこし進むと皇居や永田町界隈へと続きます。

有楽町から永田町へは歩いていける距離にあり、国会議事堂や警視庁など関係省庁が立ち並ぶ行政の中心地に行くことができます。

駅周辺

写真 写真 写真

有楽町駅を西に行くと日比谷公園があります。日比谷公園は日本初の近代的洋風公園として有名で、洋風といいつつも日本庭園風の雰囲気が残されているところがまたいいです。

写真

日比谷公園の中には日比谷公会堂があります。落成当初は東京で唯一のコンサートホールとして大変重宝されたそうで、現在でも多目的ホールとして活用されています。ちなみにこれ、安田 善次郎の寄付で建てられたもので、よく見ると同じく彼の寄付で作られた東大の安田講堂と雰囲気がよく似ていますよね。

写真 写真

日比谷公園の周りには帝国ホテルや帝国劇場があります。帝国ホテルは言わずもがな日本を代表するホテルで業界の『御三家』の一つです。ホテルのランキングの「Institutional Investor」に日本のホテルで唯一掲載されていることからも、その高い水準がうかがい知れます。

帝国劇場は我が国で最初の洋式劇場で、オペラから演劇、歌舞伎に至るまで数々の公演が行われています。「今日は帝劇、明日は三越」というキャッチフレーズは有名です。

写真 写真 写真

日比谷公園からさらに少し進むと皇居が見えてきます。日比谷公園からまっすぐ来たところにある門は、かの『桜田門外の変』で知られる井伊直弼大老の暗殺の舞台となった桜田門です。関東大震災の際に一部破損して改修されていますが、国の重要文化財に指定されその優美な姿を現在にのこしています。

桜田門の正面には警視庁がそびえ立ちます。刑事物のドラマではしょっちゅう出てくる私達に馴染みのある建物でしょう。事件はこの建物でおきているのではない、ということですが(笑)。

写真

桜田門や警視庁からさらに奥に進むと、国会議事堂が見えてきます。今日もやんごとなきお方が、あれこれ議論でもしていることでしょう。

写真 写真 写真

国会議事堂を囲むように、外務省やら財務省やら農林水産省やらの行政の中枢が立ち並びます。この辺りをぐるりと一回りすると、テレビのニュースなんかで馴染みのある関係各省庁の建物をみることができます。

隣の駅

有楽町
新橋 東京 三角形
Yurakucho

隣の駅名をクリックするとそのページに移動します。