恵比寿

はじめに

恵比寿駅はあの『ヱビスビール』の工場があったところで、駅名もビールの名前にちなんで命名されています。ビール工場が移転した跡地は『恵比寿ガーデンプレイス』とよばれる、お酒の会社が作っただけのことはあって(?)お隣の渋谷なよりも瀟洒でちょっぴり大人な街になっています。

恵比寿

駅前

恵比寿駅は、ここにあった日本麦酒醸造(サッポロビールの前身)のビール工場からビールを出荷するために設置された貨物用の駅がはじまりです。恵比寿という駅名や地名も、ビールの銘柄『ヱビスビール』から名付けられてるのです。工場自体は移転してまいましたが、跡地には『恵比寿ガーデンプレイス』と呼ばれる複合都市が創られ、東京を代表する観光地として親しまれています。

駅周辺

恵比寿駅はアトレの駅ビルになっています。恵比寿にあるデパートは、このアトレとガーデンプレイスにある三越で、主に若者や流行の先端をいくような女性などに人気だそうです。

余談ですが、恵比寿駅の発車メロディーは恵比寿ビールのCMでお馴染みのBGM曲になっています。『ハリー・ライムのテーマ』という曲なんですが、もともと『第三の男』という映画の曲でハリーライムは主人公の名前です。あの軽快なメロディーからコメディーかと思いきや、バリバリのサスペンスものだったりしますw。とっても名作なのでお勧めです。

恵比寿駅から動く歩道『スカイウォーク』に乗っていくと、『恵比寿ガーデンプレイス』につきます。この辺は、サッポロビールのビール工場跡地を再開発したところで、ショッピングセンターや飲食店、オフィスからホテルまでオシャレな建物が広がり、平日の夕方や休日などは多くの人で賑わいます。もちろん、ビアガーデンなどもありますよ。

ちなみに、この恵比寿ガーデンプレイスはサッポロビール自身の手によって運営されています。本業のビールより儲かっているんだとかで、『サッポロビル株式会社』なんていう揶揄も。

恵比寿ガーデンプレイスでは、様々なお店やビルが建ち並んでいますが、全体が煉瓦を基調とした建物で統一されていて独特の世界観をもっています。遊園地にでも遊びに来たかのような雰囲気の街並みで、ショッピングやら食事やらを楽しむことができるのです。三越もガーデンプレイス風、くずかごだって特別仕様ですw。

ビール工場は移転しましたが、サッポロビールの本社は今でも恵比寿ガーデンプレイス端っこに残されています。本社ビルの地下には恵比寿麦酒記念館があり、サッポロビールの歴史からビールの作り方まで詳しく紹介されていて、お酒好きから普段飲まない人まで誰もが楽しめる内容になっています。

ちなみに駅名は『Ebisu』となっていますが、ビール名は『Yebisu』が正解。日本語の方も『エビスビール』ではなくて、『ヱビスビール』なんですよ。え～!?と思う方、今度ビールの缶を見てみて下さい。なお、このページの冒頭でさりげなく『ヱビスビール』って書いてあるんですが気づきましたか？

隣の駅

恵比寿
渋谷		目黒
Ebisu

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