五反田

はじめに

五反田駅は駅前に比較的大きなオフィス街を、そして周辺に閑静な住宅街を持ち、多くの人が利用しますが通勤客や地元の人が中心の落ち着いた駅です。住宅街には『ねむの木の庭』や『池田山公園』といった公園もあり、住民や近くで働く人の憩いの場として親しまれています。

五反田

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駅前

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五反田駅はビルが立ち並ぶビジネス街と山手有数の高級住宅地を有する都会の駅ですが、『五反田』の名前をみればわかるとおり、古くはのどかな田園地帯でした。ちなみに一反は三百坪を表す昔の単位で、『五反田』とは五反を一つの区画とした田圃のこと。『五反田』という地名は、この地の遠い昔の姿を今に伝える昔の人のメッセージなのかもしれませんね。

駅周辺

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五反田駅では東急池上線と接続します。池上線はもともと隣の大崎広小路駅が終点で、五反田駅まで少し歩いて乗り換える形になっていました。そのため大崎広小路と五反田駅の駅間は僅か300m、東海道線16両編成より短かったりします。

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五反田駅から閑静な住宅街を進むと、『ねむの木の庭』という公園があります。ここは皇后美智子様の生家(日清製粉社長正田氏邸宅)があったところで、現在は公園に整備されて一般に開放されています。『ねむの木の庭』は美智子様が詠まれた『ねむの木の子守歌』という詩にちなんで付けられており、植えられている草花も縁のものなんだそうです。

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『ねむの木の庭』から少しいったところに、『池田山公園』があります。ここは岡山城主・池田氏の下屋敷があったところで、その奥庭を江戸時代から残る回遊式庭園を中心に公園として整備してたものです。

訪れたのがお昼時だったためかお年寄りや子供達よりも、昼食をとりに訪れた近くのサラリーマンやOLで賑わっていました。この辺りは江戸時代では富士山が見える高台だったそうです。今では富士山こそ見えなくなりましたが、こんな公園で食べるお弁当は格別でしょうね。

隣の駅

五反田
目黒 大崎 三角形
Gotanda

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