『Windows Media Encoder 9 の使い方』

はじめに

Windows Media 形式でトランスコードするなら、無料で使えるWindows Media Encoderがお勧めだと思います。もちろんほかの市販ソフトなどで編集とトランスコードをいっぺんにやってしまう方が画質面でも有利ということもあるのですが、より細かな設定ができるのではないかと思います。ここではWindows Media Encoderの設定を順を追って説明することにします。

実は私はWindows Media Encoder 9がベータ版だったころから使っていて、当時はまだ解説するサイトなどもなかったことから実際にいろいろ試行錯誤したり、はたまた苦手な英語のサイトまで出かけに行ったりして情報収集したりして、ついでにまとめて解説を公開しました。日本語サイトでWindows Media Encoder 9の解説サイトを立ち上げたのはかなり最初の方だったと自負していますがいかがでしょうか(ぉ。

その後、ほかのもっとキャプチャーの専門的なサイトが充実した解説サイトを立ち上げたのでこの項目は整理してこの見ないビデオのデジタル化に編入しました。といういきさつからちょっと無駄に細かいですが参考にしていただけたら幸いです。

Windows Media Encoder 9 起動!

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起動したらウィザードが開きます。

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選択画面でユーザー設定のセッションを選びましょう。

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設定用のプロパティーシートが表示され、こんな画面になります。

ソースタブ

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ソースタブの入力ソースをファイルにチェックを入れ、参照を押してファイル選択画面を呼び出します。トランスコードする元のファイルを選択したら出力タブに移ります。

出力タブ

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出力タブはこんな感じになってます。ここで、エンコーダからプルのチェックを外して、ファイルへ保存にチェックを入れます。(ってかエンコーダからプルとか日本語になってないし。。。)

 ファイル名にトランスコード先(作りたいファイル)の名前を入れます。 トランスコードする先の場所を指定したいのならば、参照を押して場所を選択しましょう。 終わったら圧縮タブに移ります。

圧縮タブ

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するとこんな画面が見えます。とりあえず、より細かく設定するために編集を押してください。

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すると、この画面になります。ここは、作りたいファイルの画質と音質及びファイルの大きさを自分で細かくチューニングするところです。設定が完了したらOKを押します。
チューニング方法について詳しくは『エンコードの設定(WMV編)』を参照してください。

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2 パス エンコード
一回でトランスコードするか、一回通しでトランスコードするデータを解析して二回目でその結果を元により最適にトランスコードするかを決めます。 もちろん、二回やったほうが画質、容量の両面で有利ですがトランスコード時間が二倍近くかかってしまいます。チェックを入れたら二回でトランスコードされます。

終わったら他に設定する場所はないので、適用をおして適用したあと 上の黄緑色のボタンのエンコードの開始を押してエンコードます。

エンコード開始

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とこんな画面になります。
必要ない画面があると気持ち悪いし、トランスコード時間が延びるかもしれないのでAudioとVideoの画面を消したほうがいいと思います。各画面の右上の小さな×ボタンをおすと各画面が消えます。モニタ画面は情報が表示されて便利だから私は残しておきます。まぁこのへんは好みですけれども。

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消すとこんな風になります。 なお、進行状態で進み具合がわかります。あとシステムの項目の中にCPUの占有率が表示されています。これが100%ならばCPUは最大限使われているって事です。

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終了するとログが表示されます。ここで欠落フレーム数などが確認できるのでエンコードが正常に終了したかチェックすると良いと思います。

おわりに

原理的なことも説明したのでちょっと分かりづらいかもしれないですけれども、 これを得とくすると他のソフトや別の形式によるエンコードやトランスコードにも応用ができると思うのでぜひとも参考にしてください。

少ない知識を総動員して憶測を交えて書きました。もし、間違いなどがあったら『掲示板』に書いていただけると幸いです。