サンキュー Windows 98。

はじめに

ゲイツ氏に忠誠を誓ったMicrosoft信者である私が、2006年にMicrosoftがWindows 98/MEのサポートを終了したことについて書いたものです。

サンキュー Windows 98。 2006年07月12日

先日、Windows 98/MEのサポートが終了したらしいです。

さすがにこれに関してはそれほど理不尽な文句はなかったようですが、ビルゲイツ様に忠誠を誓ったMicrosoft信者である私としましては、これは褒められるべきすばらしい事だと思うのです。

いや、サポートを終了したことが褒められるべきといっているのではなく、逆に1999年に発売されたOS(Windows 98 SE)のサポートを最近まで行っていたという点に関して、そして未だに使っている人がそれなりに存在するOSの性能において、です。

我らがMicrosoftは、どうも世界中のユーザーから高いだの、サポート悪いだの、使い勝手が悪いだの、セキュリティホールが多いだのと散々に言われていることがしばしばです。そんなに文句があるならば、安くて、サポートが良くて(?)、使い勝手のよい(?)、LinuxでもMacOSでも使えばいいのに。。。と私は思いますが。

さて、今回はサポートを打ち切るたびに苦情が噴出するMicrosoftのサポート体制についてMicrosoftを擁護しようと思います。

1999年のソフトというものがどういうものかピンとこないかもしれないのですこし例を見てみますと、OSではTurbolinux 4.0がリリースされたり、MacOS9な時代です。メジャ-有料ソフトを覗いてみると、一太郎がVer.10あたりでPhotoshopはVer.5.0あたりです。
どれもプログラムの主なアップデートは20世紀のうちに終了している方が多いくらいです。。。

MicrosoftのOSのサポートは(電話サポートなどはいざ知らず)、プログラムのアップデートやバグフィックスにおいて他に類を見ないくらい手厚いと私は思います。バグフィックスやセキュリティ更新はメーカーの義務としても(だとすると多くの会社が義務不履行です。。。)、InternetExplorer、Windows Media PlayerやDirect Xと機能が大幅に強化されるようなアップデートも発売から何年もたってから提供されています。

サポートがいいからこそ、ユーザーはお金を払ってアップデートをしなくても長くOSを快適に使うことができるわけで、そのことは大変結構なことですが、それはメーカーの方針(戦略?)のおかげであってメーカーがサポートをやめても、今までありがとうの一言があっても文句を言うのはいかがなものかと思うわけです。

もし納得がいかないのであれば、他の会社にも同じだけのサポートを要求して然るべきでしょう。今から7年も前に発売されたソフトの無料アップデートを要求するのはなかなかできないと思います。

え、自分はオープンソースなフリーウェア使ってるからアップデートも無料だって?だったらWindowsは使ってないから文句を言う必要もないでしょう?