Windows 2000 卒業しました。
Firefoxの次期バージョンが Windows 2000をサポートしないということなので、いよいよWindows 2000も使いづらくなってきました。まぁ、本当にサポートしないかどうかはいざ知らず、ここ数年でWindows 2000をメインで使うにはやりずらくなってきました。
Windows 2000をサポートしないソフト(筆者が困ったもの)
| ジャンル | アプリケーション名 | 筆者のとった手段 | 
| セキュリティ | Norton Internet Security 2010 | Norton Internet Security 2006 | 
| オフィス | Microsoft Office 2007 | Microsoft Office 2003 | 
| 画像 | Photoshop CS4 | Photoshop CS | 
| 画像 | Picasa(動作は可能) | サポート外だけど利用 | 
| 音楽 | iTunes/SonicStage/foobar2000 | Winamp | 
| 音楽 | Sonar 8 | Sonar LE | 
| 動画 | PowerDVD 9/WinDVD 2010 | Windows 7を使う | 
| 動画 | Ulead VideoStudio 12 | TMPGEnc | 
| ブラウザ | Chrome/Safari | Firefox | 
| 開発環境 | VisualStudio 2008 | VisualStudio 2005 | 
ここに上げた以外にも、Windows Live系のソフトは全部だめですし、マイクロソフトの提供するネット系のサービスも一部使えないものがありました(Office Live Workspaceなど)。
ハードウェアも最新のものはほとんどサポートしていない状況です。(チップセット(AHCI)、グラフィック、サウンドカード、TVチューナー、ブルーレイドライブ)。さらに、Windows 2000では著作権保護の仕組みに必要な基本的な機能が搭載されていないとのことで地デジやブルーレイは見られません(技術的に不可能というより、サポートするのが大変だった)。
最新のWindowsと併用することでソフトの問題は半分くらいは解決できますし、今でもWindows 2000をサポートしているアプリケーションもたくさんあります。ただ、今後も徐々に不便になっていくでしょうし、最新のハードウェアやサービスが常用環境で試せないのは面白みにかけてしまいます。
技術面では来年に発売されるVisual Studio 2010で作成されるアプリケーションは、Windows 2000がサポートされなくなります、というより実際に動きませんでした。このためフリーウェアなどでも作者さんがVisual Studio 2010に移行することにりWindows 2000のサポートが打ち切られる可能性が今まで以上に高くなると思われます。
と、いうことで、8年程度と長きに渡って愛用してきたWindows 2000のメイン環境を卒業することにしました。
<余談>
Windows 2000環境の移り変わりです。いやぁ、懐かしいものです。
| CPU | メモリ | 
| Pentium II 233MHz | 96MB | 
| Pentium III 800MHz × 2 | 1024MB | 
| (Pentium 4 2.8GHz) | 1024MB | 
| Pentium DC 1.6GHz | 3GB | 
| Core 2 Duo 3.0GHz | 8GB |