驚くべきLANの実効速度。

驚くべきLANの実効速度。

昨今では動画ファイルのような大きなファイルをLANを使ってやりとりする機会も増えてきました。LANはファイルやプリンターなどの共有が注目されていますが、メディアにコピーするには大きくて面倒なファイルのやりとりにも活躍します。

で、先日動画ファイルをLANを使ってコピーしているときに、何気なくタスクマネージャーの転送率を見てみたら驚くべき数値が!(TVならここでコマーシャルが入りますw)

なんと速度が99.64%、ほぼ100%です。

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環境は、Gigabit-LANの搭載したPC同士を100Mbpsのハブ(ルーター内蔵)を介して転送したときのものです。ですから、PC側のインターフェースには余裕があったとは思われますが、それでも接続されたハブに合わせて転送方式を切り替えるので理論値ギリギリまで引き上げることは難しいハズです。もともと100Mbpsにしか対応していないハブに関してはなおさらです。

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そもそも、SATAやSASのような速度重視な規格と比べると、どちらかというとLANはハブを使った拡張や長距離伝送といった使い勝手を重視したような規格ですから、理論値に比べて実効値が低くなる傾向があると思っていました。

私の経験上、高速な規格でもだいたい理論値の8割程度が最大実効値というのが良いところです。まぁ、タスクマネージャーの表示のバグの可能性もありますが。。。