iPhone 4 Retinaディスプレイ。

iPhone 4 Retinaディスプレイ。

先日、iPhone 4の発表がありましたね。

私はDoCoMoを使っているので、乗り換えるのはメンドウでずっと我慢していたのですが、発表があるたびに食指が動きます。

今回はiOS4とかがポイントかなぁと思うのですが、これについては今後の携帯機器(モバイルパソコンやタブレットを含む)のOS全般に関わることだと思うので、時間があるときにあらためてジックリと書きたいと思います。

で、今回はタイトルの通り、300ppiを超えて紙と遜色のない画質をもつというRetinaディスプレイ。 この300ppiとか300dpiを超えると紙のようになめらかというのは昔から聞かれていることなのですが、よくよくスペックを見てみると、なんだか私が使っている携帯電話でもそれくらいの解像度は満たしているような。

私の使っている携帯はN905iμという2007年に発売されたモデルで、3インチのディスプレイに854×480ピクセルの解像度を持ちます。

イメージ

この高い解像度が気に入って高かったけれども買いました。 DVDをトランスコードしてmicroSDに入れて見るとかなり綺麗に見れます!

ppiは画面サイズに対するピクセル数なので、iPhoneよりも画面が小さいN905iμだと、ピクセル数が少なくてもppiは良い勝負になりそうです。

で、実際にはかったところ、縦65mm、横37mm程度で、インチに直すと2.56インチと1.44インチ。(1インチ = 25.4mm)ピクセル数はそれぞれ854ピクセルと480ピクセルなので、縦横ともに333ppi程度ということになります。AppleによるとiPhone 4は326ppiだそうなので、ppi的にはN905iμの方が高いということになるわけです。

自分の持っている携帯電話がRetina級のクオリティを持っていることはうれしいですが、 実際に使っている感覚としては、確かにメールもネットも綺麗ではあるものの紙には遠く及ばないのも事実です。

Appleは『画面で綺麗に表示する』ということに関しては昔から定評があります。

Windowsユーザーでも、Safariの表示がInternet Explorerとは違うことは一目瞭然でしょう。ppiのレベルではiPhoneはむしろ今までが低めだったと言わざるをえません。 それこそRetinaディスプレイのppiですら2年以上前の携帯電話でも実現できているレベルです。

しかし、その高いppiのポテンシャルを引き出す各種アプリが揃ったとき、 iPhoneのRetinaディスプレイは私たちに今までにない新しい体験をさせてくれるかもしれません。

Appleならやれるかも、ついついそんな期待をしてしまうのです。