Intranet

はじめに

Intranetはイントラネットと呼び、一見Internetのスペルミスに見えますがちゃんとした別の規格の名前です。企業などで使われていますが、ここではIntranetについてお話いたします。

Intranetとは?

IntranetはInternetの技術を利用したLANの事で、Internetにスペルが似ていて見間違いそうですが、内容は異なりInter-=『相互の』に対してIntra-=『内部の』となり対比させる言葉です。

従来のシステムではLANの外の情報を利用する場合はInternetを利用して社内はLANを利用した独自のNetworkを利用するというものが一般的でした。しかしLAN内で情報を公開したり通信を行う時に独自の方法を構築するためにはソフトや機材などを独自に用意する必要があり効率が悪いです。そこですでに世界中で利用されているInternetの技術をLANで利用することが考えられました。Internetはすでに世界中に普及した技術であり機材も豊富に存在していてしかも価格的にも安価で購入しやすいですし、ソフトウェアも現在Internet用に作られた膨大な数のソフトを自由に利用できるので安価で簡単に導入できるのです。

Internetと同じソフトウェアや機材を利用することは価格面だけでなく、管理や操作が普段使っているInternet用のものなので別々に覚えるより効率が良い他、実績があるので信頼できるという利点があります。またInternetと同じ技術を使うためLAN内とInternetをほとんど区別なく扱うことができるなどの共通性でさらに効率が上がります。

特に社内で情報を共有するWebや掲示板と送受信するメールなどは利用価値が高く最近のInternetの爆発的な普及と相まって注目されています。ちなみに、別々のIntranet同士をInternetで接続したシステムをExtranetと呼びます(Extra-=『範囲外』の意味)。