はじめに
VAIO SRX3Eはモバイルパソコンで性能は高い方ではありません。しかし、Windows XPを使うには非力でも旧バージョンのWindowsにすることで体感速度を良くする事ができるかもしれません。
このページでは、VAIO SRX3EにWindows NT 4.0 Workstationを入れてみることとし、そのインストールする方法と実際に使用してみた感想などをお話しようと思います。
Windows NT 4.0 の利点
VAIO SRX3EはもともとWindowsXP用です。WindowsXPはWindows 9x系とは異なるWindowsNT系のOSです。ならばWindowsXPが稼動していたSRX3EならばWindows NT系のOSの方がしっくりくるのではないでしょうか?
Windows NT系のOSで現時点で実用可能な最も軽いOSはWindows NT 4.0しかないでしょう。もともとWindows NT 4.0 はシンプルで安定性を求めたOSとなっていて、多くの機能をハナからサポートないのでドライバが揃ってなくても大丈夫です?
準備
Windows NTはPCカード接続のCDROMドライブがWindows NTのセットアップに対応していればDOSは必要ありません。ただ、今回は対応していなかったので私はDOSからインストールすることにしました。
Windows NTはCD-ROMからのブートアップインストールに対応しています。しかしIEEE接続のCD-ROMドライブはWindows NTに対応してないでしょうし、そもそもWindows NTはIEEEに対応してません。おそらく途中でCD-ROMを認識しなくなると思われます。
ちなみにWindows NTではDOSでのインストールの際にはHDDに必要なファイルをコピーしてからインストールに入るのでPCカードの接続のCD-ROMドライブがWindows NTに対応していなくても問題なくインストールできます。(もちろんDOSに対応している必要はあります)
途中でセットアップディスクを作るからFDが欲しいといわれるので空のFDを三枚用意します。ちなみに不良セクタがあるFDだと空でも空じゃないといわれて突っ返されます。
インストール手順
DOSの起動とHDDの確保
DOSを起動しFdiskを実行してパーティションを確保する。再起動してFromatをします。
『a:\smartdrv』を事項してドライブを高速化します。(やらなくてもいいが時間がかかる)
Windowsのインストール
DOSでWindwos NT のCDを入れて『a:\i386\winnt.exe』を実行。あとは指示に従ってインストールします。
んが、途中でブルーバックでフリーズ。なんかスッゲーエラーメッセージ出てるんですけど。
というわけでインストールできませんでした。(T_T)
その後、HDDにコピーしてからの実行やWindows 95 及びWindows 98 SEからの実行もダメでした。まぁ最終手段としてHDDを抜き取って別のマシンでWindows NTをインストールしてから再びSRX3Eに戻すのも手なんですがまぁそこまでやるのはちょっと勘弁...
ということでWindows NT編はこれで終わりです。<(_ _)>
結論
SRXにはWindows NT はインストールできないらしいということが分かりました...