α7Sはまだ戦える…と思いたい

はじめに

α7Sは2014年の発売で発売されてから10年が経ちました。カメラとして見れば10年程度はまだまだ現役だと思いますが、デジタルガジェットと考えるとだいぶ古い部類に入る頃です。とはいえ、デジタルカメラは高価なものですのでそうそう買い替えていたらお財布が持ちません。

ということで今あるα7Sがまだまだ使えると自分に言い聞かせて散財を防ぐというのが今回の目的です。(笑)

α7Sシリーズ比較

α7Sは2014年の発売で1200万画素のExmor CMOSセンサーとBIONZ Xエンジンを搭載をしていますが、2015年に発売のα7S IIも同じイメージセンサーと画像処理エンジンの組み合わせになっています。発売時期が近いこともあり、基本性能の面ではα7Sとα7S IIは大きく変わりません。

もちろん、細かく見ていくとボディ内手ブレ補正や非圧縮RAWなどオールドレンズでも欲しい機能がちょこちょことアップグレードされていて、持っているならうらやましいですし、今から買うならばこちらの方が良いかもしれませんが、まだ買い替えたくなるレベルではないですよね?

ちなみに、ソニーのα7シリーズはこの第二世代でデザインが変わり、その後は大きく変わっていないので、α7SIIはα7シリーズの現役モデルと見た目は大きな違いはないです。これはメリットでもありますが、私はα7Sの方がコンパクトで好きですね。α7SIIは機能性を重視した一眼レフ風のデザインですが、α7Sは小型軽量に全振りしたレンジファインダー風のデザインだと思います。

続くα7S IIIは2020年の発売で新たに裏面照射型のExmor R CMOSセンサーとBIONZ XRエンジンを搭載して大きく進化していますが、このイメージセンサーはクアッドベイヤータイプで、もともと4800万画素のイメージセンサーの4つのピクセルを1画素として扱うことで1200万画素を実現していると言われています。

そもそも裏面照射型ですので単純な比較はできませんが、なんとなく最初から1200万画素専用で設計されたα7Sとα7S IIのExmor CMOSセンサーは良さそうな気がしてきませんか?してきますよね?どうでしょう、だいぶ、新しいカメラ欲しい欲求が収まってきたのではないでしょうか(笑)

  α7S α7S II α7S III
登場 2014 2015 2020
イメージセンサー Exmor CMOS Exmor R CMOS (裏面照射型)
画素数 約1200万画素
画像処理エンジン BIONZ X BIONZ XR
記事 14bit非圧縮RAW対応
ボディ内手振補正
クアッドベイヤーセンサー?