はじめに
ついついPentax Q を衝動買いをしてしまったので、その特徴を『デザイン』、『絵づくり』、『トイレンズ』、『イメージセンサ』に分けてお話ししましたが、今回は『絵づくり』の中のカスタムイメージについて色々と撮り比べて比較してみようと思います。
カスタムイメージ
Pentax Q は、写真の仕上がりを選ぶことができるカスタムイメージという機能を持っています。これについてはPentax Qの絵づくりでも纏めたのですが、ここでは実際に撮影してみてどういう違いがあるのか見比べてみることにします。
モダンな感じの写真











※写真をクリックすると拡大できます。
和風な感じの写真











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風景な感じの写真











※写真をクリックすると拡大できます。
クロスプロセスは毎回異なる結果になるそうなのであまり参考にはならないかもしれません。
モノトーンとクロスプロセスを除いた一般的なものが9通り。上に掲載した写真を見て私が感じた特徴を簡単に纏めると以下のような感じです。
名前 | 明るさ(色の濃さ) | コントラスト | 独特 |
鮮やか | 基本 | 基本 | |
ポップチューン | 明るい | 高い | |
リバーサルフィルム | 明るい | 高い | |
ほのか | 明るい | 低い | 昔の写真風 |
ナチュラル | 色が濃い | 高い | |
風景 | 色が濃い | 高い | |
人物 | 色が濃い | 高い | |
雅 | 色が濃い | 普通 | |
銀残し | 色が濃い | 高い | 暗部が多い |
Pentax Q の基本となる『鮮やか』は、どちらかというと明るくコントラストが高めに感じます。なので明るい写真は『鮮やか』で、落ち着いた写真は『ナチュラル』がベストマッチだと思います。
『ポップチューン』、『銀残し』、『ほのか』は独特の雰囲気になるので写真のイメージに合わせてチョイスし、『雅』は『ナチュラル』に近くコントラストがちょうど良いので和風の題材に使おうと思います。
オマケですが、せっかく和風の題材だったのでスマートエフェクトの『あでみやび』も使ってみました。『雅(MIYABI)』に対してコントラストが高くなっていると思います。

