『Fy Mascot』-ドキュメントファイルについて

はじめに

『Fy Mascot』で設定などを記述したファイルはXMLに準拠したテキストファイルです。XMLはタグと呼ばれる記号を使って決められた書き方で書かれたもの(ホームページでお馴染みのHTMLの仲間)で、メモ帳等で作成や編集をすることができます。

拡張子と文字コード

ファイル名はそれぞれ決められていますが、『document.xml』のように拡張子は『xml』となります。文字コードはUTF-8でBOM(※1)はあってもなくても構いません。メモ帳で作る際には保存の際に文字コード注意してください。

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※1 BOMとはファイルの文字コードを認識するためにあるデータで、UTF-8ではあってもなくも構わない仕様になっています。Windowsのメモ帳で作ったファイルはBOMありになるようです。

ドキュメントファイルの構成

ドキュメントファイルの制作は、『Fy Mascot』に標準で入っているデフォルトのものを参考にするのが分りやすいと思います。内容はドキュメントファイルの種類によって異なりますが、基本的には以下の構成になっています。

document.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<document>
  <type>ドキュメントファイルの種類</type>
  <information>
     <name>名前(英字)</name>
     <version>バージョン</version>
     <craftsman>制作者</craftsman>
  </information>
  <configuration>
     ...
  </configuration>
</document>