ケース

はじめに

パソコンを組み立てるとき通常はパソコンケースに収納します。まぁぶっちゃけ、パーツが収まって配線がショートしなければみかん箱でもいいのですが。

このページでは、パソコンのパーツを収納するケースと一般にケースについて、規格、拡張性、メンテナンス性、冷却性能、材質、デザイン、電源の項目でお話しようと思います。

ケースって何?

パソコンは、各種機能をもった電子パーツを組み合わせて動作するもので、それらを纏めて収納しておくものがケースです。

ケースはそれ自体がパソコンの性能に直接関係しないので軽視されがちですが、パソコンパーツの中ではもっとも長く使えるパーツの一つで、拡張性や冷却性などパソコンそのものの性能に関わってくるところもあります。

規格

AT 古い規格、今はほとんど見なくなった。
BTX ATXより新しい規格だが普及しなかった。

ATX 一般的な自作パソコンのサイズ。
Micro ATX 小型向け 背面パネルなどATXと互換性あり。
Mini-ITX 更に小型向け 背面パネルなどATXと互換性あり。

拡張性

写真 名称
用途
個数
備考
3.5インチベイ
フロッピー用
1~2個
カードリーダー、USBポート用にも使える

写真 名称
用途
個数
備考
3.5インチシャドウベイ
HDD用
2~5個
廃熱を考えると隙間が欲しい

写真 名称
用途
個数
備考
5インチベイ
CD/DVD用
2~4個
アダプタで3.5インチにできる

冷却性

パソコンの内部の熱をうまく外部に放出させるため、冷却ファンが後部や前部などに搭載されているなど冷却についても吟味する必要があります。特に小型のベアボーンなどでは熱対策などが致されているかはよく調べておく必用があると思われます。

材質

写真 ・最も一般的な素材
・比較的安価なものも多く存在
・強度に優れる
写真 ・高級なケースに多い素材
・熱伝導率が高い
・軽くて持ち運びがしやすい

デザイン

自作に限らずパソコンのデザインも性能のうちだと思います。CPUなどの速さは約2倍になってやっと差を実感できるというレベルですがデザインは毎日顔をつき合わすところですからコダワリたいものです。