はじめに
『Fy Mascot』では、プラグインやアドインのように機能を追加することができるようになっています。これを『オプションプログラム』と呼びます。
オプションプログラムを作るにはプログラミングの技術が必要なので、キャラクターやテーマに比べて難易度が高いです。しかし、それだけに自由度が高く『何でもアリ』なので是非とも便利で高性能なオプションプログラムを作成にご協力ください。<(_ _)>
オプションプログラムにできること
オプションプログラムは『Fy Mascot』と以下の点で連動することが可能です。
- 『Fy Mascot』のキャラクターに何らかのアクションをさせることができる。
- 『Fy Mascot』のキャラクターのアクションに連動して何かすることができる。
- 『Fy Mascot』に機能(オーダー)を追加することができる。
- 1は、例えば音声認識の結果をキャラクターに伝えて返答をしてもらう、といった使い方です。
- 2は、例えばキャラクターのセリフにあわせて音声を発する、といった使い方です。
- 3は、例えばランチャー機能を追加する、といった使い方です。
デモムービー
MMDモデルの動作するデスクトップマスコットみたいなのを作ってみた。番外編その2
オプションプログラムのデータ
オプションプログラムのデータは『option』フォルダの中に、オプションプログラムごとにフォルダに分けて入っています。

オプションプログラムは以下のファイルで構成されています。
情報ファイル類
各オプションプログラムには『情報ファイル類』として、『document.xml』があります。
・ドキュメントファイル
『document.xml』はオプションプログラムの各種情報が書かれたもので、主にプロパティシートやインストール時に利用されます。『document.xml』は『XML』形式のテキストファイルで、『メモ帳』で開くと編集ができます。

オプションプログラムファイル名には拡張子を含めません。
識別用のユニークな名前は、『Fy Mascot』がオプションプロググラムを識別する際に利用されます。他のオプションプロググラムと重複しない半角英数字で255文字以内のユニークな名前を付けて下さい。
オプションプロググラム
『オプションプロググラム』は仕様を公開しており、『Fy Mascot』にサンプルソースコードを添付しているのでオリジナルのオプションプロググラムを作ることができます。作成するにはプログラミング(C言語)のスキルが必要になりますが、さまざまな可能性があると思います。
インストール
オプションプログラムはzip圧縮したものをプロパティシートにドラッグアンドドロップすることでインストールすることができます。