はじめに
チップセットはパソコンの各パーツを司るチップで、あまり目立たないのですがとっても大切なパーツです。このページでは、そんなチップセットについてお話しようと思います。
チップセットって何?
CPUを頭脳に例えるならばチップセットは脊髄にあたる重要なパーツです。チップセットはCPUの命令を受けて、パソコンに接続された全ての周辺機器を取り仕切るコントローラです。
マザーボード上に搭載されて、チップセットによって搭載できるCPUやメモリ他周辺機器が決まります。チップセットはCPUからの命令を受けてパソコン上に接続された機器をコントロールして、各機器からの情報をCPUに伝えます。
どんなモン?

チップセットは、通常は2つのコントローラチップで構成されて、赤い○で囲まれたチップをノースブリッジ、青い○で囲まれたチップをサウスブリッジと呼ぶことが多いです。これはマザーボードを地図に見立てると上が北で下が南になるからで、マザーボードによってチップの配置は異なりますが、だいたい位置関係は上の図のようになっているようです。
2つのチップは用途が異なり、高速な機器(上段)を取り扱うのがノースブリッジで、比較的遅めの機器(下段)を取り扱うのがサウスブリッジになっています。
ノースブリッジに接続する機器 |
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サウスブリッジに接続する機器 |
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